普段、健康診断や内科外来で、健診異常の方を診察することってありますよね。
この前本屋さんに行って、良さそうな本がいくつかあったので共有します!
まずそもそも普通の外来の書籍であれば、
こんな感じで、主訴に沿った解説がなされていると思います。
なかなか健診異常に特化した内容が書かれた本はないんですね。
これからご紹介する本は、健診異常もカバーする内容になってますので、
ご安心ください。
それではいきます😊
おすすめ書籍7選の紹介
まず一冊目
コレです。
『ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第3版』
第3版が2023年9月に出版されたばかりなので、最新の知見が取り入れられています。
何よりいいのが
継続外来/健診異常への対応が記載されていることです。
内容も詳しくて、良書だと思います。
次に2冊目
こちらです。
『本日の内科外来(改訂第2版)』
こちらも2023年4月に改定されたばかりです。
こちらも検査値の異常という内容が記載されており、健診に役立つ内容が多かった印象でした。
内容も端的にまとめられていて、分かりやすかったです。
3冊目はこちら
『むかしの頭で診ていませんか?総合内科診療をスッキリまとめました』
です。
こちらの本は健診に特化してるわけではないのですが
非専門医だけど知っておきたい内容が書かれており
健診でも使えそうな知識が山ほどありましたので、紹介しました。
内容もとても分かりやすく、オススメです。
次に4冊目です
『健診データで困ったら: よくある検査異常への対応策』
です。
名前の通りですが、健診データで困った場合の対応策が書かれてます。
「非特異的STT変化」とか対応に困ることないでしょうか?
ラインナップの一部はこんな感じです。ぜひご一読ください。
5冊目はこちら
『日常診療に活かす 診療ガイドラインUP-TO-DATE 2022-2023』
です。
ガイドラインに沿った対応が、つらつら書かれているわけですが、
「処方」だったり「専門医へコンサルタントするタイミング」などが
具体的に書かれており、非常に実践的な内容となってます。
高血圧や高脂血症など、一通り目を通しておくと安心です。
6冊目がこちらです
『健診・人間ドックハンドブック 改訂7版』
です。
ハンドブックと称するほどコンパクトサイズではありませんが、
健診絡みの内容が網羅されてます。
これも健診に携わるのであれば、辞書的な形で活用してもいいかもです。
7冊目最後になります!
『人間ドック健診の実際』
です。
表紙に書いてますが、
基礎知識から判定・事後指導までの全てがわかる内容となってます。
これも健診に携わる人間であれば、ぜひ抑えておきたい内容なのではないでしょうか。
まとめ
以上、合計7冊を紹介いたしました。
- 『ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第3版』
- 『本日の内科外来(改訂第2版)』
- 『むかしの頭で診ていませんか?総合内科診療をスッキリまとめました』
- 『健診データで困ったら: よくある検査異常への対応策』
- 『日常診療に活かす 診療ガイドラインUP-TO-DATE 2022-2023』
- 『健診・人間ドックハンドブック 改訂7版』
- 『人間ドック健診の実際』
よく見ると、 村川裕二先生の名前だったり、門脇 孝の名前だったりがよく出てきます。その界隈で大御所の先生なんでしょうね🤔
- 健診に関する知識をアップデートしたい
- 健診にこれからもっと携わっていきたい
いう先生方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😌