今日はインボイスについてです。
実はわたくし本業とは別に不動産経営をしてます。
規模が小さいので免税事業者を選択しているのですが、自分の会社の取引先が免税事業者の場合、値下げ要求をしてくるのか気になったので調べてみました。
自分が免税事業者で、値下げをせまられるの怖いなぁ・・と思ってる人みてください。
特に大家業を営む&免税事業者で、借り手にテナントさんがいる大家さん、ぜひ見てください!
値下げ要求されるかどうかが、わかりますよ😄
インボイス制度について
みなさんインボイスって知ってますか?
ごく簡単に説明すると課税事業者が取引先として免税事業者を選びにくくなる制度です。
その理由は下図の通りです。
①取引先が課税事業者の場合→仕入額控除が使える
②取引先が免税事業者の場合→仕入額控除が使えない
ってことは課税事業者にとっては取引先が課税事業者の方が負担が少なくて済むんですね!
なのでインボイス制度では下請けさんとかは元請けさんの目線を気にして、課税事業者になるかどうか検討されてるんですね。
相手先が免税事業者の場合、値下げ要求されるのか?
では、元請けさんが免税事業者の場合はどうでしょうか?
③がインボイス導入後の免税事業者です。
払った消費税が10万円となってますよね。
ということは免税事業者は、
相手先が免税事業者だろうが、課税事業者だろうが消費税は普通に払うわけです!
しかし免税事業者は消費税を支払いませんので、
払った消費税分で仕入れ額控除をするという概念が
ありません!
つまり・・・
免税事業者にとっては消費税分の負担額は変わらないので、仕入れ先に対して「仕入れ控除額分値下げして下さい!」なんて言ってこないわけです。
結論:相手先が免税事業者の場合、値下げを迫られるリスクはない。
追伸:ヒロ税理士のYouTubeは税金のことがわかりやすくてオススメです!