【産業医】感染症経路と経路別予防法

現在マイコプラズマ感染が流行っていますが、私たちにまずできることは予防。
感染経路によって予防方法が異なるため、産業医としては「主な感染症の感染経路」と「その予防方法」を熟知しておく必要があります。
~主な感染症の感染経路~
季節性インフルエンザ:飛沫感染・接触感染
新型コロナウイルス:飛沫感染・接触感染・エアロゾル感染(飛沫・接触感染が主)
マイコプラズマ:飛沫感染・接触感染
結核・水痘・麻疹:空気感染(水痘・麻疹は飛沫感染・接触感染もある)
ノロウイルス:経口感染
ロタウイルス:糞口感染
~感染経路別の予防法~
・飛沫感染→サージカルマスク
・接触感染→手洗い
・エアロゾル感染→3密回避(✕換気悪い・✕大人数・✕間近で会話する)
・空気感染→N95マスク、水痘・麻疹はワクチンでの予防、結核は成人でのワクチン予防は非推奨
・経口感染→手洗い・食品の加熱・調理器具や床の消毒(ノロウイルス・ロタウイルスなら次亜塩素酸ナトリウムでの拭き上げ)
~換気~
*換気はCO2濃度0.1%未満=1000ppmが推奨
*事務所則(空気調和設備等による調整:第五条)と同じ基準
~アルコール~
アルコールはインフルエンザやコロナに効果あり(外膜であるエンベロープを破壊し死滅させる)
~次亜塩素酸ナトリウム~
ノロウイルス/ロタウイルスはアルコール効果なし(ノンエンベロープウイルスのため)
次亜塩素酸ナトリウム使用が推奨される。
手指消毒には使用不可
ハイターを薄めて浸すように拭く。10分経ったら水拭きする。
次亜塩素酸ナトリウムはカプシドという膜を破壊してウイルスを死滅させる。
~手洗い~
石けんでの手洗いは、物理的に洗い流すことができるので、いずれのウイルスにも効果あり